2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
自分が経験したことのないことをせざるを得なくなったときには困ります。ストレスもたまります。情報化社会なのでWebで検索します。それでも疑問や不安が解決しない場合には,やはり人に頼ろうとします。どなたか分かる人はいないかなあと思って探して,専門…
旅にはトラブルは付きものと言われます。ここで言うトラブルというのは,予習していったことと異なることに出会うことを言いたいと思います。その意味においては,旅だけではなく,毎日の日常生活や学校生活においてもいわゆるトラブルは付きものであろうと…
後期の授業が始まりました。がらんとしていたキャンパスが一気呵成に賑やかに変貌しています。どこにこれだけの人がいたんだろうと思うくらいの活気があります。 後期の授業を始める際にはシラバスを示しますが,それは目的から始まります。何を目的にしてこ…
教育の世界では,自分の授業をビデオに撮影して,それを見ながら一人でリフレクションすることがあります。ICレコーダーでも実施することが可能です。録画した映像をモニターを通して,モニタリングすると自分なのに自分でないように感じられて,より客観的…
学会の全国大会が終わりました。先達からずっと言い伝えられていることではありますが,学会に限らず,何かに参加するときには,自分で何を学ぼうか視点をもっているのともっていないのとでは成果に大きな違いが表れます。よく言われたものです。今回の学会…
日本理科教育学会の2日間の全国大会が盛会裏に終了しました。4年ぶりの対面でしたが,大変大勢のみなさまが参加していましたが,運営が素晴らしい大会であったことが実証されています。発表以外にも質問,発言することができた上に,旧知の仲の友と一緒に久…
今,高知にいます。日本理科教育学会第73回全国大会参加のためです。4年ぶりの対面での開催となりました。久しぶりに全国から大勢のみなさまが集っています。学会に限らずイベントは所定の空間の中での臨場感があって,対面での開催がいいなあと思います。4…
北欧の学校を訪ねてみると,みんなと違っていて当たり前の文化が見られます。それがそれこそ当たり前です。いろいろな肌の色目の色髪の毛の色,外見では分かりませんが,いろいろな人種,宗教,考え方の子どもたちがいますから,それぞれが違っていて当たり…
バイアスは効果的な意味合いでも非効果的な意味合いでも使われます。私たちの認識においては,自動化されて知らず知らずのうちにバイアスがかかってしまったいることがほとんどですが,ときには意図的にバイアスをかけてしまうことによって理解が促され,認…
怪我をしているカマキリが羽を休めに研究室の窓ガラスにやってきました。昆虫を腹部側,つまり裏側から観察できる機会はほぼ皆無です。それだけに貴重な機会をもらうことができて喜び勇んで撮影に臨んでいます。堂々としていて,幾分かの外部からの刺激には…
学会に参加してみると,学びの多さにいつも驚かされます。当たり前のことではあるのでしょうが,日常に追われて業務遂行していると特に,自分の得意とする分野領域以外のところではっとするような発見とヒントが秘められていて,そのような思いがけない発見…
昨日から,日本科学教育学会第47回年会がハイフレックス型で始まりました。来週の日本理科教育学会第73回全国大会までおよそ1週間にわたって理科・科学関連の学会の全国大会が続きます。1年間の全国のみなさま方の教育研究の成果と課題の一端が披露されます…
講演会などに参加する機会がありますが,一生懸命聞いていたとしても分からないことが出てくると,分からないことを調べてみたい,調べてみようとそのときに思うのですが,それはまずかなわないことです。かないませんから,分からないことは分からないまま…
なぜ,分からない子がいたときに,その子が分かるまで何か手立てを講じようと力を尽くさないのでしょうか?分からない子が分からないのはその子の努力不足だとでも思っているのでしょうか?どうも私にはそのように思えて仕方がありません。それって,今流に…
「ゲートキーパーの存在しないことが,分かる子と分からない子を生んでいる。」(西川純:なぜ理科は難しいといわれるのか,p.104,東洋館出版社,1999.)「学びが成立するか否かを決定するのは,教え手ではなく学び手である」(西川純:勉強をしなさい!を言…
私にとって,『学び合い』の考え方はごく当たり前として身に付いています。改めて『学び合い』の考え方と言わずとも,あらゆる場面において知らず知らずのうちに使っているベースです。授業だけでなく,業務遂行においても日々の生活においても本当にあらゆ…
これまでに『学び合い』ライブ出前授業の要請があって出かけたのことのある都道府県の数です。日本全国の半数以上の都道府県にお邪魔させていただいています。お陰まで,1都も1道も2府も行ってきました。それだけ日本全国に考え方が広がってきた何より変わら…
私たちは,なぜ学ぶのかという問いに対してどれだけ応えているでしょうか,答えているのでしょうか?それも,毎単位時間で? かつて中学生であった50数年前のときには,全く当たり前のように次の日の時間割が後ろの黒板に書かれていて,それも日直が各役割を…
初見参です。秋に鳴くバッタの代表的な一つとのこと。今回訪れてきてくれた彼女は鳴きませんが,間違いなく秋の訪れを教えてくれています。すっきりとした細長いスリムな体型に全体が黄緑色でとてもさわやかです。その上,葉脈を思わせるような文様の入った…
カブトムシやクワガタムシが夏を連れてくる代表ならば,バッタは秋を告げてくれる代表のように思います。その中でもトノサマバッタと言えば,私の中では夏のカブトムシやクワガタムシと双璧を成しています。その彼が訪れてきてくれたのですから,今朝も気分…
また会うことができてうれしく思います。勇んで撮影しようとしたところ,彼に閉じていた大顎を広げて威嚇されてしまいました。驚かすつもりはなかったのですが,ごめんね。堂々としたその勇ましい立派な姿には,撮影の手を止めてしばし見とれてしまいます。 …
昨日の市民を対象にした講座に続いて,今度は,自治体内の中学生を対象にした市民講座を担当することになりました。中学生と対象が絞られているだけに,内容も限定されて取り組みやすいのではないかと勝手に思っています。とは言いましても,部活動に塾に習…
このたび,ご縁がありまして市民を対象にした講座を担当することになりました。せっかくの機会なので,市民の科学的リテラシーの向上に少しでも貢献できるようにと考え,逆立ちコマの科学に挑戦してみようかと検討しています。無謀な挑戦にならないように,…
高等学校から『学び合い』ライブ出前授業の要請が来ました。コロナ禍もあって,高等学校からの要請がいつ以来であったか忘れてしまうくらいなので調べてみたら,5年7ヶ月ぶりでした。光栄なことと有り難く思います。みなさまのご期待に添えるよう力を尽くし…
誰にでも良さがあります。どのような発言,行動であったとしてもそれが表出するまでの過程を丁寧に辿っていくことができさえすれば,必ずどこかにどのようなものであったとしても良さがあるはずです。それが,相対的に評価されたり比較して評価されたりする…
教育学系では,小学校,中学校の免許を取得したいと希望する学生のみなさまに対して,良い先生になってもらうために,数多くのカリキュラムを用意しています。その一つは,物理,化学,生物,地学に関する観察,実験の科目です。○○基礎実験のような名称で呼…
大学では,各科目にシラバスと呼ばれる授業予定が公開されています。シラバスは,その科目でどのような資質・能力を修得してほしいのかに始まって,授業の目標や概要,各講義の内容,評価の方法,テキスト等が載っています。『学び合い』の考え方に依れば,…
今月の中下旬に,日本科学教育学会と日本理科教育学会の全国大会が開催される予定です。日本理科教育学会の場合,発表分野は16分野にわたります。いずれも,発表数は1つだけということはなく,いくつものセッションが用意されるほど数多くの発表が申し込まれ…
一昨日の晩はスーパーブルームーンの日でした。みなさまはご覧になりましたでしょうか?東の空に少し霞が買ったスーパーブルームーンを私も見ることができました。翌朝には西の空に沈もうとする観察ができています。満月は私たちにとって身近な天体の一つで…
カマキリとガが揃って下を向いて休んでいる珍しい構図です。鉛直重力向きに体勢を整えて休憩していて血の巡りは大丈夫だろうかなあと心配するのは私だけでしょうが,両雄ともピクリともせずにそのままです。特に,カマキリはその後2時間近くそのままの体勢で…