信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

学会・セミナー

今をどう生きる?

論文を書いて投稿すると,その論文の査読が通って学会に掲載されて公開されるまでに早くても1年はかかります。かかる場合は,2年近く待つこともあるほどです。その論文を書くために構想を練ってデータを取ったのはさらにその1年程前ですから,その教育研究へ…

世界で一つだけの

教育研究はオリジナリティが求められます。それは,研究者だけではなく,博士課程,修士課程はもちろんのこと,学部の卒業研究においても同じことです。世界で一つだけの教育研究でなければなりません。先人が行ったことと同じことをやったり先人が出した成…

どちらを優先するのか

みなさまご存じの通り,鶏が先か卵が先かという議論がしばしばなされることあります。議論は尽きませんが,それはその方なりのあるいはそのときどきの場合によって異なるものであるからなのかもしれません。それと似たようなことが,我々研究者に起こること…

オンライン全国大会にて発表

昨日は,日本理科教育学会2023年度オンライン全国大会でした。学会として初めての試みでしたが,109の発表,450名の参加者が集ったとのことで,成功裏に終えることができて嬉しく思います。私も一館員として,発表を終えたところです。大勢のみなさまから視…

3月はまとめのとき

我々大学人にとってみると,この2月から3月にかけてはそれまでの教育研究をまとめる時期として位置付いています。まとめた内容は学会に発表したり論文として投稿したりします。この3月も例に漏れず,これまで取り組んできた教育研究を発表すべくまとめていま…

オンライン全国大会

3月24日(日)に,一般社団法人日本理科教育学会のオンラインによる全国大会が予定されています。私は発表申込を済ませ,発表の予定です。すでに発表申込期間は終了しましたが,受付申込は3月10日(日)までとなっています。オンラインによる一般発表のみ(現地参…

イベントが重複したときには

学会のイベントの日程が重複することがあり,どちらかを優先するともう片方に参加することができなくなることがあります。コロナ禍のここ数年はオンライン開催が広まってきたお陰で,移動がなくなっていることによってそのような状況も解消されつつあるとは…

卒業生の活躍

本学の卒業生が他大学の教職大学院に進学して,先日の関東支部大会にて発表していました。卒業後半年という短期間の中で,とても充実した内容の発表が成されていたことが素晴らしいことです。自らを高めようとして挑戦し続けているご本人の努力の賜です。エ…

関東支部大会

一般社団法人日本理科教育学会の関東支部の第62回支部大会に初めて参加してきました。4会場に別れて4つのセッションから成っているほどの大きな規模の大会で,発表数も多く,あれも聞きたいこれも聞きたいと迷うほどです。支部大会とは言えども,日本の理科…

査読

機会があれば,一度,査読をさせてもらえると良いです。させてもらえると良いとは言っても,立候補できる制度ではありませんし,自分がやりたいと思っていたとしても,査読を依頼する側が自分を選んでくれなければ仕方がないことなので,自分の意思とは別の…

学会の講演から

先日の日本理科教育学会第73回全国大会の講演で,高知県立牧野植物園の理事長・園長様が「牧野植物園の紹介と身近な薬用植物・生薬・漢方薬」という演題で話をされていました。その中で,改めて印象に残ったのがヨモギとトリカブトが似ているという話題です…

同じ時間を過ごしても

学会の全国大会が終わりました。先達からずっと言い伝えられていることではありますが,学会に限らず,何かに参加するときには,自分で何を学ぼうか視点をもっているのともっていないのとでは成果に大きな違いが表れます。よく言われたものです。今回の学会…

感謝

日本理科教育学会の2日間の全国大会が盛会裏に終了しました。4年ぶりの対面でしたが,大変大勢のみなさまが参加していましたが,運営が素晴らしい大会であったことが実証されています。発表以外にも質問,発言することができた上に,旧知の仲の友と一緒に久…

対面での全国大会

今,高知にいます。日本理科教育学会第73回全国大会参加のためです。4年ぶりの対面での開催となりました。久しぶりに全国から大勢のみなさまが集っています。学会に限らずイベントは所定の空間の中での臨場感があって,対面での開催がいいなあと思います。4…

ひらめきとの出会い

学会に参加してみると,学びの多さにいつも驚かされます。当たり前のことではあるのでしょうが,日常に追われて業務遂行していると特に,自分の得意とする分野領域以外のところではっとするような発見とヒントが秘められていて,そのような思いがけない発見…

全国大会が始まった

昨日から,日本科学教育学会第47回年会がハイフレックス型で始まりました。来週の日本理科教育学会第73回全国大会までおよそ1週間にわたって理科・科学関連の学会の全国大会が続きます。1年間の全国のみなさま方の教育研究の成果と課題の一端が披露されます…

発表分野が多岐にわたっている

今月の中下旬に,日本科学教育学会と日本理科教育学会の全国大会が開催される予定です。日本理科教育学会の場合,発表分野は16分野にわたります。いずれも,発表数は1つだけということはなく,いくつものセッションが用意されるほど数多くの発表が申し込まれ…

対面とオンラインの全国大会の開催

一般社団法人日本理科教育学会ではダイバーシティ推進委員会という名称の委員会を立ち上げて,ここ2年間,ダイバーシティ推進に取り組んできています。昨年の8月から9月にかけて会員対象にニーズ調査が実施され,その結果が理科の教育の7月号に掲載されてい…

長野セミナーの文化

第13回の長野セミナーを実施してから,3年半が経ちました。その間,コロナ禍に依って開催が身とくられてきたのですが,このたび,有志のみなさまのご尽力によってどうやら4年ぶりに再開が果たされようとしています。スタッフも総入れ替えです。これまでの長…

J-Stageで公開

日本理科教育学会では,今,過去の紙媒体で公開された論文をJ-Stageで公開できる作業が進んでいます。どなたでも,Webで閲覧できるように公開への道が開かれて行っているところです。紙媒体で会員にだけ配布されていた過去の論文が,Webに広く公開されて,よ…

『学び合い』の効果ですか?

『学び合い』の考え方を全員で共有して授業を行ったときに成果を上げると,よく言われることは,それは『学び合い』の考え方の効果なのですか?です。ご指摘の通り,挙げた成果が『学び合い』の考え方によるものであるのかどうかを結論づけることはなかなか…

セミナーを終えて

昨日は,第21回臨床教科教育学セミナー2021がオンラインで開催されました。学部4年生の発表もあり大学院生の発表もあり,充実している様子がよく伝わってきています。また,大勢のみなさまが参加されておられて闊達な議論がなされたことが印象的でした。…

成功裏に終了

一昨日26日(土)に,本学部主管で開催した一般社団法人日本理科教育学会令和4年度北陸支部大会が成功裏に終わりました。このたびの大会から少しでも得るものを持ち帰っていただけたとしたら,私どもとしてはそれほど嬉しいことはありません。ひとえに皆様方の…

発表申込終了

先月末をもって,11月26日(土)に予定している一般社団法人日本理科教育学会令和4年度北陸支部大会の発表申込を締め切りました。数多くのみなさま方から発表申込をいただき,有り難く思います。それに基づいて,発表論文集の初稿もできあがり,準備が進…

全国大会を終えて

昨日をもって,先週末に行われた日本科学教育学会とこの週末に行われた日本理科教育学会の2つの学会の全国大会が終了しました。毎回のことながら,学ぶことが多く貴重な機会となっています。特に,自ら専門としている領域以外のセッションでの発表を聞くと…

教員養成

昨日から日本理科教育学会第72回全国大会が2日間の日程で始まりましたが,昨日の最後に行われた北海道教育大学長の講演が印象的でした。理科教育にとどまらず,現在の教員養成の現状と課題について自らの経験に基づきながら語っておられた内容がこれからの喫…

全国大会を主管する

先週末の日本科学教育学会の第46回目の全国大会(愛知教育大学主管)が無事に終わり,この週末には今度は日本理科教育学会の第72回目の全国大会(北海道教育大学旭川校主管)が控えています。ここ数年,東京オリンピック開催年度からは,日本理科教育学会と日本…

発表の機会

一昨日,1年ぶりに全国大会で自分で発表しました。歳を取ってくると,要請があってレビューのように発表する機会を除けば,一般研究発表として自分で自分の研究成果を発表する機会はめっきり減ります。私よりも年齢の上の研究者が自ら発表している姿を拝見す…

今日から3日間

今日から3日間,日本科学教育学会第46回年会(全国大会)がオンラインで開催されます。科学教育に関する1年間の成果が披露されます。すでに,プログラムと論文集が公開されていますので,3日間のスケジュールに従って関心のあるものを拾い出してみましたが,や…

北陸支部大会

11月26日(土)に一般社団法人日本理科教育学会令和4年度北陸支部大会を,信州大学が担当して開催します。発表内容は理科教育に関することです。発表方法は,オンライン(Zoom使用)による画面共有での口頭発表です。オンラインでの開催となりますので,遠方か…