信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

感謝

日本は4月から新しい年度が始まって3月に単位年度としての1年間が幕を閉じる文化です.今日は,その単位年度としての1年間の最後の勤務日です.1年間お世話になったみなさまがご退職されたりご栄転されたりして,御挨拶をいただきます.私の方こそ,さまざま…

スイッチが入る

俗に言うところのスイッチが入るという表現があります.特にそれまで以上に集中して本気で一つのことに立ち向かおうとする精神状態を表している表現なのではないかと独りごちています.振り返ってみるとこの3月は,まさに私自身は研究にスイッチが入っている…

科学技術週間

文部科学省から,本学に第65回科学技術週間のポスターが届きました。「世界とつながる数理」がテーマのようです。春分の日の決め方は分かりますか?太陽の周りを地球が公転していますが,冬至の状態の地球の位置から夏至の地球の位置までの間の中間地点に来…

どちらを優先するのか

みなさまご存じの通り,鶏が先か卵が先かという議論がしばしばなされることあります。議論は尽きませんが,それはその方なりのあるいはそのときどきの場合によって異なるものであるからなのかもしれません。それと似たようなことが,我々研究者に起こること…

オンライン全国大会にて発表

昨日は,日本理科教育学会2023年度オンライン全国大会でした。学会として初めての試みでしたが,109の発表,450名の参加者が集ったとのことで,成功裏に終えることができて嬉しく思います。私も一館員として,発表を終えたところです。大勢のみなさまから視…

テントウムシとの共生

私の研究室ではテントウムシと仲良しです。毎日,テントウムシが研究室にやってきて暖を取っているようです。部屋の中を飛び回って自由に楽しんでいます。ときどき,ガラスに当たって痛そうにしています。彼らをそっとつかんで,外に逃がしてあげます。先日…

三寒四温

外国のことわざに,March comes in like a lion, and goes out like a lamb(3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく)というのがあります。温かくなったかと思えば寒くなってまた冬支度をしてみるときがあり,三寒四温の日々を例えた表現の…

祝卒業

本日は本学の卒業証書授与式です。ご卒業のみなさま,おめでとうございます。保護者の皆様にも心よりお祝いを申しあげます。4年の間に広めた見聞と高めた教養,専門力を活かして,健康に留意され,これからはみなさまご自身のオリジナルな人生を歩んでいって…

いろいろな姿を見せる雪

昨日の午後,目の前で雪が降っていました.それも強い横風に乗って真横に降っている,降っていると言うよりも舞っている,それよりも吹雪いているというよりも横っ飛びしているという表現の方がぴったりのような横殴りの雪っ飛び現象でした.それだけ,雪質…

ひらめきを得るとき

教育研究に携わっていると,自分の専門とは異なる分野の情報を得るようにした方が良いとよく言われます。自分の専門分野だけではなく幅広くネットワークを張って情報の収集を心がけることによって,ひらめきが突然やってくる可能性が増すことに依るものでは…

デンマーク視察

先月,デンマークの小中学校にSTEAM教育の授業実践の視察に行ってきました。デンマークは,小学校と中学校が1つの校地内に併設されていることが多く,日本で言うとところの小学校第1学年から中学校第3学年まで同じ校地内で学びます。視察した小中学校はゼロ…

折り合いを付けることは難しい

折り合いをつけることは難しいことです。それはいつでも感じることです。どうしても,自分の考えにはこだわりがあって,そのこだわりはこだわりを持つに至る背景があるだけに,こだわり続けたくて,その考えを改めることはなかなかやっかいなことだなあとい…

3月はまとめのとき

我々大学人にとってみると,この2月から3月にかけてはそれまでの教育研究をまとめる時期として位置付いています。まとめた内容は学会に発表したり論文として投稿したりします。この3月も例に漏れず,これまで取り組んできた教育研究を発表すべくまとめていま…

日本人学校での『学び合い』

私はかつて,海外の日本人学校から要請があって『学び合い』ライブ出前授業をするために渡航した経験があります。そのときは現地の日本人学校で『学び合い』ライブ出前授業はしましたが,なかなか難しかった記憶が残っています。それだけに,日本の子どもた…

今日の目的は何?

日々の生活に追われていると,どうしても目的を忘れることがあります。忘れると言うよりも後まわしにしてしまうと言った方が良いのかもしれません。その場のそのときの目の前のことをなんとかしなければならなくなってしまうことによって,そもそもそのとき…

大学入試

大学の個別試験が行われています.1年に一度の試験ですから,受験生のみなさまにとっては大変な思いをしながら臨んでいることと毎年思います.一人一人のこれまでの奮闘と努力の積み重ねの尊さに思いを馳せ,今そしてこれからのより一層の活躍にエールを贈り…

小学生の朝

小学生の朝は早いです.もちろん,もっと早く活動されている方々はたくさんおられるでしょうが,児童生徒学生の朝を見てみると,その中でもいちばん早いのが小学生のように思われます.学年が上がれば上がるほど,朝はゆっくりのように思えます.小学生の朝…

来年度の要請届く

県外の学校から,来年度の出前授業の要請が届きました。『学び合い』9年目の学校です。大変光栄なことと有り難く思います。校長先生はじめみなさまのご期待に添えるよう尽力します。 1回の要請で終わる学校がほとんどの中,管理職が代わっても先生方が異動し…

春の便り

春の便りが届いています。冬至からおよそ3ヶ月弱が過ぎ,日の出も早くなり日の入りも遅くなって昼の長さがな学成ってきていることを感じます。昨日は啓蟄でした。雪解け水が流れ,道ばたの梅の花が咲き誇り,雨のにおいが春らしくなり,雪が溶け始めて泥をか…

折り合いを付けられるかどうかの分かれ目

折り合いを付けられるかどうかの分かれ目はどこにあるのでしょうか?換言すれば,折り合いを付けられるかどうかをどのように判断しているのでしょうか?○○は絶対に折り合いを付けることはできないから,自分のこだわりを押し通さなければならないと思うのか…

オンライン全国大会

3月24日(日)に,一般社団法人日本理科教育学会のオンラインによる全国大会が予定されています。私は発表申込を済ませ,発表の予定です。すでに発表申込期間は終了しましたが,受付申込は3月10日(日)までとなっています。オンラインによる一般発表のみ(現地参…

来年度の担当授業科目

3月を迎えると,翌年度の準備が本格化してきます。カリキュラム,担当授業科目,シラバス等々です。もっともシラバスは担当授業科目が決まればそれに伴って作りますからもっと早い時期から取り組み始めています。令和6年度に向けて担当する授業科目が決まり…