信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

リフレクションの大切さ

何かに挑戦して期待通りの結果が得られたとき,あるいは期待通りの結果が得られなかったときに,私たちはリフレクションをします。その結果に至ったのはなぜなのか,その理由を解明しようとします。後者の場合はごく一般的に行われ,改善して次に臨んでいき…

自分でやった方が早い

自分でやった方が早い,という表現はあちこちで耳にします。先日も,あるところで耳にしました。かく言う私も,『学び合い』の考え方に出会う前は,誰かに任せるよりも自分でやった方が早いと思っていた頃がありました。忙しかったときに,手伝いましょうか…

年度をまたいで要請が来る意義

日本の学校教育は,4月に新しい年度が始まる教育課程を組んでいます。大きな節目となりますが,異動によって人事体制が大きく変わるときです。特に,管理職,それも校長先生が替わると学校経営の方針が変わることは十分に予想されます。着任した校長先生の指…

メモしながら

自分が仕事をするときには,目標を定めてその目標に向けてどのようなアプローチを取れば効率的にゴール達成ができるかを少し時間を取って考えます。リフレクションしてから,もっと効率的である方法を思いつくこともありますが,そのために必要物品をそろえ…

『学び合い』ライブ出前授業の要請

『学び合い』ライブ出前授業の要請が届きました。大変光栄です。昨年度はじめておじゃました学校からの再度の依頼です。その学校は一昨年度から『学び合い』の考え方に取り組み始めていて,次年度つまり昨年度に『学び合い』ライブ出前授業を要請したいと,…

授業の目的を共有する

学部での私の授業では必ず受講生のみなさんにディスカッションしてもらう時間を取っています。わずかではありますが,大学の授業でもアクティブ・ラーニングによる授業形態が求められてきていますから,彼らに外化してもらえる時間を取ることがとても大切で…

不安があるとき

かつて,院生の学位論文で不安や悩みのある授業者について教育研究を進めたことがあります。経験の少なさに依るところが大きいようです。初めてのことに臨もうとする場合には,授業のように複雑な要素が関係している場合は尚更でしょうが,特に強く表れるの…

ツバメ

ツバメが巣作りをしています。先日,巣の材料を加えたツバメがつがいで止まっているのを目の前で観察することができました。画像に残そうと機材を取りに行って,電源を入れて窓を開けた途端に危険を察知したのか自由な青空に去っていきました。環境省が行な…

STEAM教育のコラボ

今,全国でSTEAM教育の取組が進んできています。小学校や中学校でも盛んに取り組み始められていることを感じてきています。信州大学教育学部附属長野中学校でも,キャリア×STEAM教育が始まっています。キャリア教育とSTEAM教育とのコラボレーションです。双…

季節の変わり目

カエルの季節になりました。あちこちからカエルの大合唱が聞こえてきます。カエルの声が聞こえてくると言うことは,田植えが近いという知らせでもあります。あちこちで土を耕して水をはる風景が見られるようになりました。季節が巡っていることを自然界が教…

『学び合い』教育学]ゴールが分からないと目先のことの解決が優先する

ゴールが分かっていると,そのゴールに向けていつまでに何をどれだけやっていけば良いかを自分で考えて判断でき,それに基づいて行動を起こすことが可能です。起こした行動をリフレクションして軌道修正も可能です。すべて自分の責任,自分の考えと判断と行…

要請がありました

県外の学校から,『学び合い』ライブ出前授業の要請がありました。光栄なことと有り難く思います。微力ながら,みなさまの期待に添うことができるよう力を尽くしたいと思います。全国各地の児童生徒のみなさんに会うことができることはとても嬉しく,楽しみ…

4年生の臨床経験科目

4年生の臨床経験科目が始まっています。ガイダンスを終えて,いくつかのチームに分かれての本格的な授業が始まりました。チームに分かれての第1回目となる授業では,各自のこれから1年間の目標の共有の時間がありました。それは見事な内容と決意で,感心した…

1年生の臨床経験科目

1年生対象の臨床経験科目が始まっています。1年生全員を30名ほどのクラスに分けて,クラスごとにこれから臨む臨床経験科目に向けて意識を高めていくことのできるようなカリキュラムが組まれています。教育系大学であるとはいえ,入学してまだ2週間足らずのこ…