信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今日も会えた

今日も会えました。多様性のある外見のカメムシには新たな魅力を感じます。しっかり楯型の体型が特徴的ですが,今日の彼は羽根が茶色をしているところがポイントのようです。小さいので,ともすると見逃してしまいます。じっとよく見てみると,目が愛くるし…

カメムシ

カメムシというとどうしても土色や茶色の風貌が地味感を与えている上に外敵に対して発する異臭の凄さもあって,できるならば出会いを避けたい昆虫の筆頭であったのですが,ここへ来て,我々の目を引くような緑色の体の色をしている綺麗な彼らに会うことがで…

再訪者

カマキリの再訪です,先回,粋なポーズを取ってくれたので,今回は少し正面から撮影してみようと張り切って,何度か試みてはみましたが,顔を背けられました。カメラを正面で構えると右を向かれ,くじけずにもう一度正面から構えると今度は左を向かれ,しま…

カミキリムシ

我が家にはカミキリムシが何度もやって来てくれたのですが,ここ数週間は会うことができずに寂しい思いが続いていました。そんな思いを察してか,会いに来てくれました。嬉しいです。彼の名は,昆虫綱・甲虫目・カミキリムシ科・カミキリ亜科・Massicus(斜体…

おっ,モリアオガエル?

おっ,この前やって来たニホンアマガエルとは違うぞ,モリアオガエルかなあ?と色めきだった私です。目の前後に黒い線が入ることで識別できるという,両生綱・無尾目・アマガエル科・アマガエル亜科・アマガエル属のニホンアマガエルでした。 周囲の環境に合…

えっ,カマキリ?

何気なく横を向いたら,えっ何?カマキリ?えっ?何してんの?急いでタブレットを持ってきて大急ぎで撮影しました。その間,ずっとこのポーズで待っていてくれたのです。ハラビロカマキリ幼虫の威嚇ポーズのようです。腹部の中程から後ろを反り返るように後…

一見,見間違える

おっ,クロアゲハだと見間違えかねないアゲハモドキです。実際,私は一見して直感的にそのように思いました。羽根が黒で翅の縁や尾錠突起も黒色,後翅に赤い斑紋があるのですから,しろうとの私としてはアゲハチョウにそっくりだと勘違いしても仕方がありま…

昨日に続いて

オオクモヘリカメムシがやってきたと思っていたら,今朝はクモヘリカメムシの来訪です。彼は昆虫綱・カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目・ヘリカメムシ上科・ホソヘリカメムシ科・クモヘリカメムシ亜科・クモヘリカメムシ属です。オオクモヘリカメムシよりも…

銀の鎧を着て

今朝は,銀の鎧を着た珍しい友が会いに来てくれました。頭部が三角形で前方に突き出していて綺麗な緑色,足も根元から先まで全部綺麗な緑色で,胴体が細長く,3対の足の先はカブトムシ様に二股になっています。体長は2cmほどで羽根が銀色で,初見ではまるで…

カマキリ来訪

今朝は,カマキリです。毎日入れ替わり立ち替わり,昆虫たちがやってきてくれて,夏休み特別限定で昆虫図鑑を見せてもらっているようで嬉しく思います。今日は誰が来てくれるかなあ,と期待しながら毎日わくわく感が止まりません。今日の来訪者は,枯れ葉色…

シャクガ科

今朝は,シャクガ科・エダシャク亜科と思われるガが来訪しました。薄い黄色地の羽根に黒い水玉模様が施されていて,羽根を広げたところは見事な美しさです。胴体は黄色ボディに黒い水玉模様になっていて,これもまた魅力的で目を引きます。黄色と白と黒のコ…

ガも一休み

今朝は,我が家にガがやってきて一休みしています。それも,羽根一面が蛍光塗料を縫ったような透明感溢れる綺麗な若竹色を呈していて,思わず見とれてしまいます。それも彼らが一休みしているときに,羽根を広げてくれるからこそ,観察できる素敵な世界です…

ショウリョウバッタもやってきた

今朝は,ショウリョウバッタが我が家を訪ねてきました。大きく成長したショウリョウバッタの勇姿に出会うことができると,秋の気配がもうすぐそこまで来ていることを教えてもらえます,頭部の眼のほんのすぐ側で撮影させてもらったにもかかわらず,動じませ…

クワガタムシがやってきた

今朝,我が家にコクワガタがやってきました。クワガタムシも我が家を選んでくれてありがとう。疲れたのでしょうか,撮影にも動ぜず,しばらく休んでいます。昆虫に好かれる我が家です。元気に自由な世界を飛び回ってくれることを祈っています。また会いまし…

小学生対象の公開講座

本学では,地方自治体と協力して,夏休み期間中の小学生を対象にした公開講座を実施しています。私もその中の一つを担当していますが,先日,無事に終了しました。予定していた人数の小学生のみなさまが参加してくれて,成功裏に終えることができたことを喜…

本学の学生の素晴らしさ

手前味噌ですが,本学の学生は素晴らしいです。それを感じることが幾多もあります。先日,理科野外実習に参加したときにも感じたことです。「さあ,やってみましょう」と声かけすると,その場にいる受講生の全員が,さっと取り組み始めるから凄いことです。…

カエルの宿

今朝,またニホンアマガエルに会えました。また会うことができて嬉しいです。まるで"登山"の疲れを癒やしたいのか,我が家でしばらく休んでいるかのようです。気に入ってもらえたようで光栄です。撮影しようと近づいたら,横を向かれてしまいました。カエル…

カエルがやってきた

今朝,我が家にニホンアマガエルがやってきました。カブトムシやカミキリムシと違って羽根がないのに,6階までよく"登山"してきてくれたなあと感心します。昨日からの雨できっと遠出したくなったのかもしれません。我が家を選んでくれてありがとう。自然豊か…

消しゴムの文化と会釈の文化

試験期間が終わりましたが,この期間中,消しゴムの文化と会釈の文化に心洗われた思いがしています。所変わっても人が変わっても同じ文化が根付いているのは凄いことです。毎回書いていること自体,驚くべきことであることに間違いありません。退室するとき…

光の不思議

機会があって,山梨県立リニア見学センターにて光の不思議の実験をすることとなり,昨日,盛況の下で終えることができました。黒い小箱を用意して,その小箱の側面の両方に長方形の穴を空けて,その穴のところに偏光フィルム4枚を2枚ずつ向こう側とこちら側…

耳で聞く夏から秋へ

7月31日にミンミンゼミの鳴き声が聞こえないと書いたのですが,その翌日に今夏初めて鳴き声を聞くことができ,その後あちこちで聞こえるようになり,私の文脈下で今年も夏がやって来たと感じます。と思っていたら,ツクツクホウシの鳴き声が聞こえ始めました…

ゴールが"見える化"されている

『学び合い』の考え方では,ゴールが"見える化"(いわゆる可視化)されています。だいたいの場合は,ゴールは1つですが,教科等や諸事情によってゴールが2つないしは3つ(は多すぎますが)示されることもあります。いずれの場合も,すべてはっきりと"見える化"さ…

分からない子が主役

『学び合い』の考え方は,分からない子が主役です。分かっている子は脇役です。分からない子に分かってもらうために説明するのですから,分からない子が分からないような説明ではアウトです。分からない子の分からなさは分からない子にしか分かりませんから…

調査に行ってきました

雨の中,富士山五合目に調査に行ってきました。野外実習で学ぶ学び手の行動調査です。彼らの学びの充実度はそれは素晴らしいもので見事と言えるものです。つきなみですが,主体的で対話的でその上深い学びになっています。本当に素直で建設的で一直線に一途…

納得できるまで聞くことのできるのが『学び合い』の考え方

『学び合い』の考え方は,分からないことを納得できるまで聞くことのできる環境を提供してくれています。それも,分からないことがでてきたそのときに,分からないことを誰にでも,分からないことを納得するまで何回でもそれも同じことを何度でも,です。素…

オープン・キャンバス

本学でオープン・キャンバスが開催されています。私は本年度,簡単な観察,実験と授業紹介を担当しました。なぜだろう?と科学的に考えてもらえたでしょうか?見ていただく方がどなたも「へえーっ」とか「わあーっ」,あるいは「面白かったです」と感想を寄…

対面とオンラインの全国大会の開催

一般社団法人日本理科教育学会ではダイバーシティ推進委員会という名称の委員会を立ち上げて,ここ2年間,ダイバーシティ推進に取り組んできています。昨年の8月から9月にかけて会員対象にニーズ調査が実施され,その結果が理科の教育の7月号に掲載されてい…

カブトムシ

今朝,我が家にオスのカブトムシがやってきました。我が家を選んでくれてありがとう。少し休んでから,また自由な世界に飛び立っていきました。また会いましょう。

理科の魅力は?

理科の一番の魅力は何かと問われたら,それは間違いなく,科学的に見たり考えたりできることと答えます。いわゆる科学的思考です。理科の授業で培ったそれらの資質・能力は,いつでもそれって科学的かなあと考える習慣を持つことです。それって科学的じゃな…

『学び合い』と学び合い

教え手と学び手の間に横たわる一番大きなハードルは自動化です。教え手が教えたと思っていても,学び手が学んでいない現象が頻繁に現れるのは,それに依ります。やっかいなのは,教え手が自動化していると認識できていない点にあります。自分は自動化してい…