おっ，この前やって来たニホンアマガエルとは違うぞ，モリアオガエルかなあ？と色めきだった私です。目の前後に黒い線が入ることで識別できるという，両生綱・無尾目・アマガエル科・アマガエル亜科・アマガエル属のニホンアマガエルでした。
周囲の環境に合わせて体の色を茶色や灰色に変化させることができるそうなので，この撮影時はちょうどタイミング良く，体色を変化させていたときなのでしょう。名前を聞かなかったので，先回来訪してくれた彼かもしれません。そうであるとしたならば，再訪大歓迎です。
それにしても，ここは6階。指に吸盤をもち，高い場所にも上ることができるとは書かれていますが，よくぞ来てくれたなあと思うところです。我が家の網戸にもドアにも平気で登ってきますし，ジャンプ力は並外れていて着地能力も抜群です。身体能力の高さには目を見張ります。無事に”下山”できるかなあ，などという心配は無用のようです。
撮影しようと近づくと瞬時に察知して彼は離れていき，また近づくと一瞬でまた遠くへ離れ，その繰り返しで，まるで人間には見えないセンサーと羽根が付いているかのようです。自由な世界を満喫してる姿に見とれます。
