信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

オンラインで話を

『学び合い』の考え方に共感して行う授業の要請が届いています。 先日,その中のある学校とオンラインで話をさせていただきました。校長先生が素晴らしい方で,前任校で実績を残されてご異動され,さらなる高みに挑まれようとされています。 リーダーシップ…

学修者主体の学びの場を創る会

昨日は学修者主体の学びの場を創る会でした。全国から数多くのみなさまから参加していただき,有り難く思います。1か月に1回の学びの場として貴重な情報交換ができることが最大の魅力の1つです。 『学び合い』の考え方を共有できる点,その考え方を使ってど…

活動に入る前に,がコツ

目標を無事に提示し終わったら,次に子どもたちに示すのは,目標を全員が達成したかどうかをどうやって教師が確かめようとしているのか,です。 それには,評価の方法と評価する時期(時刻)と評価規準の3つがあります。この3つを,目標を示した直後に,忘れ…

ゼミ長の凄さ

昨日は全体ゼミ。ゼミ長カウントの12回目です。昨日をもって私たちの研究室の前期の全体ゼミが終了となりました。 次回は10月5日(月)からオンラインで再開します。 全体ゼミの最初の第1回目だけは私が語らせてもらいましたが,それもゼミ長からの要請を受け…

静かですが賑やかです

先日,ゼミ生が探し物をしに久しぶりにキャンパスにきてくれました。「半年ぶりにきました」とのことですから,1月以来となるようです。 キャンパスに来てくれたとは言っても,私が探し物の品名を聞いた上で見つけてきて建物入り口で手渡す方法です。取りに…

授業日2日間

本学部では,この23日・24日が授業日となっていました。5月中旬に始まった前期の授業ですが,この2日間の授業日のお陰でなんとか14回の講義回数を確保することができそうです。本学部は1コマ100分授業を昨年度からスタートさせていますから,14回をもって必…

ぶれない本気

一度示した目標はどんな理由があっても途中で変更しないことです。 変更しないということには2つの意味が含まれています。 一つは後出しじゃんけんのように,後から次から次へと加えていかないことです。もう一つは,出し過ぎたかもしれないからと言って,授…

感謝

『学び合い』の考え方の要請が届くことは有り難いことです。特に今年は感染拡大防止と感染予防の徹底対策のために自粛が進む中で,全国の学校が工夫を施しながら要請してくださることに心から感謝しています。昨年から依頼されていた予定がキャンセルせざる…

後期の授業もオンラインで

本学部では,後期の授業もオンラインで行うことが決定しました。昨日の通知に依ります。 前期は直前の通知で混乱もありましたが,後期はこの時期の通知により余裕を持って臨むことができそうです。新型コロナウイルス感染症の感染の現状から判断すれば,後期…

西川研からのいざない

上越教育大学西川研のゼミ長さんから,西川研のB3のみなさんが8月2日(日)に「中・高・大学生で『学び合い』の会」をオンラインで開催するのでいかがですかという案内が届きました。声をかけてもらえて嬉しいことです。 学部3年生のゼミ生が主催して,中学生…

全体ゼミの授業づくり

昨日はいつものZoomによる全体ゼミ。3つのグループに分かれて模擬授業の構想を練る時間です。 私たちの全体ゼミは,各学年を縦割りにして1つのグループにすべての学年のゼミ生が所属するようにゼミ長が配慮してくれています。当然のことながら,B4のみなさん…

オープン・キャンパス

昨日は本学部のオープン・キャンパスでしたが,はじめてのオンライン開催となりました。大勢のみなさんが参加してくださったことに心から感謝します。特に高校3年生ばかりでなく高校2年生,高校1年生のみなさんも参加してくれて嬉しく思います。たくさんの質…

できること・できないこと

自分にできることもあればできないことも必ずあります。我々は万能ではないのですから。 自分にできることが周りの誰かにできないことであって,その人にとっては自分にできないことができることも場合もあります。一方で,自分にはできないことが周りの誰か…

準備

余裕を持って準備することは大切なことです。そんなことは言われるまでもないことでしょうが,いざ自分ごととなるとなかなか思っていることとやっていることがずれてくるものです。 自らの考えと判断と行動が一致しない一つの例です。 考え,判断そして行動…

中間発表会に向けて

本学教育学研究科いわゆる教職大学院では,8月2日(日)にオンラインで中間発表会を行う予定にしています。 そのために,今,M2もM1のみなさんも一生懸命に発表のための資料を創っています。 本学では木曜日が教職大学院の日なので,昨日はその発表に向けて最…

久しぶりの学校現場

本当に久しぶりに学校現場での授業参観が可能となりました。2月以来なので約5ヶ月ぶりです。 分散登校を終えて,通常どおりのカリキュラムに戻って数日とのことですが,元気な子どもたちの様子に一安心するとともに,笑顔で学んでいる姿を嬉しく思いました。…

外れ値

先日の学部授業で外れ値が話題になりました。 測定ミスや記録ミスに起因する異常値ではない限り,なかなか操作的に定義したり厚かったりすることは難しいものです。 操作的に定義することは可能でしょうが,どのような根拠に基づいているのかを問われたらな…

全体ゼミ

昨日は,もうすっかり定着したZoomでのオンライン全体ゼミ。 テキストの読み合わせを終えたゼミ生は,模擬授業実践に向けて授業づくりに入りました。 もっぱらの話題は,「模擬授業は対面でできるんですか?」とか「オンラインで『学び合い』できるんですか…

長野県教採

一昨日・昨日と2日間に渡って行われた長野県の教員採用試験が終わりました。 スーツに身を包んで背筋を伸ばして向かう朝の姿と,ほっとしたような顔でスマホでどこかに終わったことを報告している帰りの姿が印象的です。1年に一度の試験の上に,今年は特に新…

通学による対面の授業を

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と感染予防の徹底の対策として,本学部の授業は一部を除いてオンラインで行われています。一部は実技を伴う科目です。 7月に入って,ようやく実験,実習等の科目が通学による対面の授業の実施が認められていますが,…

授業体験

一昨日は教職大学院の授業でしたが,本セメスターはいつものようにZoomです。一昨日の授業には,授業体験を希望した他大学の学生のみなさんが,一緒にZoomオンラインで参加してくれていました。 本教職大学院への進学を検討してくださっているとのこと。有り…

話し言葉

私たちの教育研究は,子どもたちの会話をトランスクリプト(録音された音声を文字にして可視化し表現したもの)にしてプロトコル分析(文字になった一人一人の発話・対話・会話から教育的な価値を見出すもの)を行っています。 話し言葉と書き言葉が違うことを実…

スイッチが入る

スイッチが入るという表現をすることがあります。ある瞬間から,自分ごとになってやる気を起こして本気で立ち向かうことをたとえにした比喩表現です。 スイッチが入ったら,あとは何も言わなくても何もしてあげなくても本人が自分でどんどん目標達成に向けて…

豪雨

ここ数日の豪雨にて亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに,被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。昨年秋の長野県内の豪雨を経験しているだけに人ごとではなく,心が痛みます。一日も早い復旧・回復を心より祈念申し上げます。

OHP

昨日は全体ゼミ。 昨日の最初の話題はOHPです。改めてそのように言われると,OHPを使わなくなってもうどのくらい経つのでしょうか,思い出そうとしない限りの昔のことのようです。少なくても,15年は経っています。 学部の演習室にはまだOHPとOHP台が置いて…

意思のコントロール下

我々の筋肉には不随意筋と随意筋があることが知られています。 前者は我々の意思とは無関係に自動的に動きますが,後者は我々の意思のコントロールに置かれます。後者の筋肉もトレーニングによっては,不随意筋のごとく振る舞うことも知られています。脚気の…

代案

実証的教育研究の技法の著書の中に,教育研究は代案を示せる者が専門家であるというくだりがでてきます。 このことは,何も教育研究に限ったことではありません。我々が日常生活を送っていく上で,いろいろな出来事に出会いますし,さまざまな提案を受けます…

1年生

本学部に入学してきてくれたB1のみなさんはまだ対面での授業を受けたことがありません。対面での授業どころか,彼ら相互も対面でガイダンスもしていませんから,画面を通してしか相手と話しがしたことがない状況です。今月末にはようやくはじめてお互いにフ…

始まります

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と感染予防の徹底の対策の一環として,教育大学院の学校現場での活動がこれまで自粛していましたが,本学部附属学校園での再開がようやく始まります。 公立校の学校現場での本院の実習は今月末からとなります。実質的…

納得してやってみると

はじめてのことをそのことを知らない人に説明して納得してもらうためには,やはりなぜそうするのかについてそれに取り組んだり変更したりする意義を語って欲しい物だと思います。自分が教えてもらう立場になるとそう思うことが多くあります。 自分が説明する…