発表分野が多岐にわたっている

　今月の中下旬に，日本科学教育学会と日本理科教育学会の全国大会が開催される予定です。日本理科教育学会の場合，発表分野は16分野にわたります。いずれも，発表数は1つだけということはなく，いくつものセッションが用意されるほど数多くの発表が申し込まれます。理科教育と一言で言っても分野が多岐にわたっているということの証です。学術領域においても同じことが言えるのですから，当然のことかもしれません。

　全国大会でこれだけ多岐にわたる発表分野がありますから，それぞれの発表から学ぶことは新鮮ですし数多くあります。それも，1年間以上かけて取り組んできている内容ばかりであるだけに，興味が喚起されるものや最先端のものばかりです。あれも聞きたいこれも聞き逃したくないという嬉しい悩みが生じます。今年はどんな内容の研究が公表されるのはわくわくしています。