信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

全国大会を主管する

 先週末の日本科学教育学会の第46回目の全国大会(愛知教育大学主管)が無事に終わり,この週末には今度は日本理科教育学会の第72回目の全国大会(北海道教育大学旭川校主管)が控えています。ここ数年,東京オリンピック開催年度からは,日本理科教育学会と日本科学教育学会が9月のこの時期に2週続けて開催されるようになっています。
 私は両方の学会で全国大会を担当したことがありますが,全国大会を担当すると一言で言いますけれども,とても大変なことなのです。やったことのない人には分からないでしょう。大会運営は,参加人数や発表件数が増えれば増えるほど,大変さが増すことはご存じの通りです。特に,私が担当したときの日本理科教育学会の全国大会の時には,参加者が850人ほどになり,会場はキャンパス全部の教室を使っても,密接,密集の状態でした。いちばん,気を遣うのは機材の不具合もさることながら,やはり,参加されたみなさまが具合を悪くしないことと怪我をされないこと,元気にお越しになり元気にお帰りいただけることです。もしものときのことを想定してあらゆる準備をしましたが,お陰様で両大会ともみなさま元気でお越しになり元気にお帰りいただくことができました。感謝しています。
 本年度も,大会実施に当たり,実行委員会はじめ関係各位には相当ご苦労があったことと推察します。こればかりは担当した者でなければ分からないものですから,私自身が当時の苦労は語り尽くせませんから,おそらく毎年度担当者のみなさまは語り尽くせないほどのご苦労がおありであろうと思います。お陰様で元気に参加し,元気に戻ることができ喜んでいます。本当にお世話になりました。
 成功裏に終わったのは,ひとえに,実行委員会はじめ関係各位のご尽力の賜です。私どもの知らないところでのお力添えがあったからこそと,本当に有り難く思います。心から感謝し,敬意を表します。