信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

タイムトラベル

 かつてバック・トウ・ザ・フューチャーという映画がありました。時間を自由に行き来するタイムマシンの内容です。夢を提供してくれて面白かった覚えがあります。相対性理論によると,静止している人にくらべて動いている人の時間はゆっくり進むと言います。そうなれば,少しだけ未来の世界へタイムトラベルしたことになると言います。このような時間の遅れは,光の速度(秒速30万キロメートル;概算すると一般に1秒間に地球を7周半と言われます)に近くなければ(たとえば,光の速度のおよそ90%くらい;1秒間におよそ27万キロメートル;1秒間に地球を6周と3/4)顕著にならないので(現実的には無理です),我々の身の回りでも起きていることではありますが,その値があまりにも小さすぎるので感じることはありません。そのため,因果律が崩壊することはなく,矛盾するような状況には至らないと言われます。分かってはいても,もし未来に行くことができたら,と夢は膨らみます。