信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

目の前の小片

 研究室の業務用机の上には作業用コンピュータがあり,その目の前に古いモニターがあって小片の掲示板と化しています。どんどん入ってくる業務をKJ法のように一つの業務を1枚の小片の片面に書いて,時系列に貼っていきます。完全なアナログです。したがって,一番上の一番左側には,今日する業務が書かれた小片が貼られています。毎朝,それを見て今日の業務をし忘れることのないように確認します。終わると1枚ずつ剥がして処分します。
 今,目の前に18枚の小片が貼られています。一つの小片が剥がされると,つまり1つの業務が終わると,次の小片が貼られます。つまり,次の業務が飛び込んできて1枚の小片にその内容が記述されて締め切り日のところに貼られます。すべて3月中の業務です。
 これらの業務はすべて短期的な業務に限られます。中期的,長期的な業務,特に創造性を必要とする業務はおおかた頭の中から消え去ることはないので小片として掲示されることはなく,常に頭の中のどこかに漂っている状況です。