信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

行間から

 我々は,子どもたちの文章だけからしか判断はできませんが,それこそいわゆる”行間”に込められた彼らの思いをどれだけくみ取ってあげられるかは難しいです。我々には,単なる一言にしか読み取ることができないかもしれませんが,その向こう側に本人の隠れた熱い思いがどれだけあるのでしょうか。面識がなければなおさらのことですが,たとえ面識があったとしても,それこそ我々が子どもたちに対してよく見なさいとかよく聞きなさいというように,彼らをどれだけ洞察できるのかが我々自身に問われているのかもしれません。学級担任ならば,”行間”のきめ細やかさは可能なのでしょうが,そうでない私の場合は自戒するばかりです。