信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

違い

 いわゆる一斉指導によって授業をしているときと,『学び合い』の考え方によって授業をしているときの違いは何か,と考えてみると授業が終わったときの子どもたちの理解の様子に帰結するのではないかと思われます。前者の子どもたちは一部の子どもたちは分かったとしてもそれ以外の子どもたちは分かったふりをして終わりますが,後者の子どもたちは全員が納得して分かって終わります。
 そう考えてみると,私たちのお勧めの授業を言い表す表現の一つとしては,全員が授業の内容を納得して分かって終わる授業です,と言えるでしょう。さらに換言すれば,分かったふりをして終わる子どもが誰一人としていない授業です,とも言えます。あなたなら,どちらの授業を目指しますか?なんのために?