信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

霧か雲か

 霧か雲かは区別が付きにくいものです。Webで検索してみると,「霧とは、水蒸気を含んだ大気の温度がなんらかの原因で下がり、含まれていた水蒸気が小さな水粒になって地面近くの空中に浮かんだ状態のことです。一方、雲とは大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷の粒のことで、地面には接していません。つまり、霧と雲では地面に接しているかどうかが異なる」と結果が表示されます。さらに「霧は山間部や海沿い、早朝などによく見られる自然現象で、水平方向に見渡せる範囲が1㎞未満の状態と定義されます。そして、陸上で100m以下、海上で500m以下しか見渡せない時には濃霧と呼ばれます」と続きます(https://gimon-sukkiri.jp/)。
 富士山に雲がかかった画像が良く出てきますが,遠くから見るとあれは雲ですが,富士山登山をしているみなさまにとってはまさに今,下から見た雲の中にいるとき,それは霧です。研究室の裏山にも雲?霧?が発生しますが,研究室から見たそれは雲(層雲)ですが,車で移動して裏山の道路を走っているときには霧の中です。霧か雲か,それは今,自分が立っている地面に接しているかどうかのようです。