信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

まるで雪のように

 研究室から見ていると,桜の花びらが1枚1枚舞い散ってきています。花びら1枚ですから直線的に落下する現象ではありません。花びら1枚の質量と空気抵抗のバランスによって一部が落下し始めると別の一部が空気抵抗によって落下速度が弱まります。その繰り返しです。まさにひらひらという表現がぴったりです。それを眺めていると,まるで雪が舞っているかのように見えるのです。雪かな?と思うと桜の1枚の花びらです。つなぎ止められていたところから,風に乗ってどこへでも自由に飛んでいくように見えて,素敵です。今年は桜の開花が1週間ほど早いようなので長野も満開が終わろうとしています。毎年見ている光景ですが,何度見ても,葉をつけるまえに花が咲くというのは不思議なものです。