信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

優雅に舞う長野の雪

 みなさまは雪が降ると聞くとどのようなイメージを抱かれるでしょうか?新潟なら間違いなく,しんしんと空から地上に向けて一目散に一直線ですさまじい勢いで落下してくるボタボタ雪でしょう。長野ではそうではありません。もちろん,そのような雪の降り方もありますが,そうでないときもあります。
 雪が下から上に降り上がるのです。地上から空に向けて降る様を見ることができます。それが長野に降る雪の特徴の一つです。舞い上がっている,優雅に漂っているという表現がぴったりの雪の舞い方です。ダイヤモンド・ダストとはまた若干異なるなんとも詩的な雪の舞です。
 気温が低く,密度が低いがために少しでも上昇気流があるとそれに乗って落下できずに空気中を浮遊する現象ではないかと思われます。そのような雪の舞う外の景色を見るにつけ,明日の朝は除雪しなくてもいいなあと思うのです。