信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

降雪

 雪が降るときは,どんな雪かを見つめてしまいます。ぼたぼた雪かさらさら雪かによって,除雪の度合いが違ってくるからです。前者はぼた雪と分類され,後者はこな雪に分類されているようです。結晶は気温と湿度に相関関係があり,0から-4 ℃付近では角板,-4から-10 ℃付近では湿度が低いと角柱になり,-12から-15 ℃付近の高湿度では樹枝状になることが知られています。
 長野市で見ることのできる降雪は,ダイヤモンド・ダストのように舞っているという表現がぴったりのほど,落下途中で上昇し,またゆるやかに落下しまた上昇することを繰り返して降雪してきます。舞っているうちは風情がありますが,ぼた雪のようにぼたぼた降雪してきたら,翌朝の除雪を覚悟しなければならない積雪が見込まれます。雪国での生活は,このぼた雪の印象が強く残ります。