ちりも積もれば山となると言うことわざがありますが，どんな仕事も必ず終わりが来ます。
始める前にその仕事量をみると膨大で，こんな仕事はいつ終わるのだろうといやになることがありますが，一つずつやり遂げていくとやがて終わりがやってきます。終わりが見え始めてくると不思議なことにペースも上がるという物です。
私は，そんなとき，その仕事の全体量をみて，一日どのくらいの仕事量をこなしていけばどのくらいの日数で終わるのかを試算します。
全仕事量を均等割すると一日の仕事量が試算できるからです。ときには，その一日の仕事量を，その一日に仕事できる時間で均等割して，1時間の仕事量を試算します。その試算に基づいて，毎日のペースを決めて，毎日の目標を立てます。ときには，その試算に基づいて，1時間の目標を立てます。今日は○○を終わらせられるようにしよう，と。この1時間で○○だけ終わらせられるようにがんばろう，と。
そうすると，ペースアップしているのか，ペースダウンなのかが自己評価できますから，その都度，微修正が可能です。ペースダウンしているときほどモチベーションを維持するのが難しくなるのは，私だけかもしれません。
そんなこんなでコツコツやっていると，どんな膨大に見えた仕事でもやがて間違いなく終わりがやってきます。自分で自分を褒めてあげる時です。よくがんばったな，と。
よく言われることですが，大きな目標を達成するためには，まず少し頑張れば達成できそうな目標を立ててそれに向けて頑張ることであり，その積み重ねが大きな目標達成につながるのです。
