本学教職大学院のフリー・トークのスペイシャル・チャットの試みに参加してみました。初めての操作と体験です。なかなか利用価値のある優れたツールであると実感できます。
先日も述べましたとおり,自分で操作して気になるところ(グループ)に移動してディスカッションに加わることができ,自分で操作してそのグループから離れることができます。まさに,自分の自由意思です。だれとも話をしていないひとりぼっちの人のところに,自分の意思で移動して「こんにちは」と声をかけてコミュニケーションを取ることができます。
自分の位置は,円で表現されていてビデオをオンにしておけば自分のコンピュータのカメラで撮影されている自分の顔が映し出されます。一緒に参加している人も同じです。遠くは小さく,近くは大きく表されています。近づけば,参加している人の円が大きくなって声も大きくなって聞こえて来ます。離れれば,円が小さくなって声が自動的に小さくなります。
自分の考え判断で,自分の行動を起こすことができます。まさに『学び合い』の考え方にぴったりです。分からなくなったら友だちのところに行って聞いて,それでも分からなかったら別の友だちのところに行って聞くことができます。ひとりぼっちの友だちがいたら,近づいていって話しをすることもできますし,画面上でその子の動きも全部見えますから,気になったらずっとその子の円を注目しておくこともできます。
オンライン時代の『学び合い』の考え方ツールと言えるかもしれません。