本学部でオンライン授業が始まって5週間が経ちます。5回もオンライン授業を実践していると少しずつこちらも受講生も慣れてきます。同期型のオンラインでは，pdfやpptの画面を共有しながら，ときにはealpsの画面を共有しながら操作しつつ，話を進めます。一区切り付くと，今度は，ブレイクアウトセッションと呼ばれるグループごとのディスカッション・タイムになります。自動的にいくつかのグループに分けてくれるので，受講生がそこで議論します。その議論の結果は，ドライブのスプレッド・シートと呼ばれるエクセル仕様のファイルに受講生に直接書き込んでもらいます。そのスプレッド・シートは彼らが何時でも，授業が終了したあとでも書き込み修正できるようになっています。それを1回目講義から積み重ねていきますので，グループは異なりますが，まさにポートフォリオとして使用することができます。彼らにとっても，いつでも何回でもリフレクションに使用することができて機能的な良さは目を見張ります。ブレイクアウトセッションのディスカッション・タイムが終わると全員が一斉にメイン画面に戻って来てくれるので，まさにお帰りなさいです。そして，各グループでどのような話し合いになったのかを代表者から語ってもらうことができます。オンラインも少しずつ慣れてくるとなかなか使い勝手が良いものであると感じるようになってきます。できないできないと言う前にできることからやってみることです。
