共通理解してみんなで同一歩調で指導に当たることはなかなか難しい事です。みなさんもその当たりのことはよく分かってもらえるのではないでしょうか。
たとえば,10回実施しましょうと共通理解しても,実際に指導することになったときに,共通理解したとおりに10回実施するところもあれば,半分で済ませるところもあり,歩調が合わないことが生じます。
同じようなことは回数に留まらず,指導するところと指導しないところがあったりする場合もあって,なかなか足並みが揃わないことがあります。そのようなときは,みなさんはどうされているのでしょうか。共通理解とはいえ,個々それぞれに実施して納得されているのでしょうか。それともリフレクションのときに改善策を模索しているのでしょうか。
学校教育の教科の授業の時には,『学び合い』の考え方では授業者が語ります。同じ目標にみんなで向かっているのに,それでいいのかと。
それが『学び合い』の考え方です。