2019年2月8日に書いたことですが,教師という仕事をしていると,その職業柄,どうしても固定観念にとらわれやすくなってしまうような気がします。これはこうでなければだめだとか,それは恒例なんだから今までどおりにしなければならないとか,そんなふうにやるといままでと違うから対応できないとか,これまではこうだったからこれまでどおりにやってもらわないと困るとか,それは様々です。
特に,中学校現場に長く勤めていると,どうしても卒業後には社会に対応できるようにきちんとしてあげなければならないという考えが優先されがちになるのは否めないことかもしれません。”きちんと”というのはいったいどういうことなのか共通理解がないまま。自戒です。
異なる文脈の下に飛び込んでみるといかに柔軟に対応していかなければ道が開けないことであるのかを思い知ることになります。国外に行けば尚更です。ところが,また慣れ親しんだ文脈に戻ると元に戻ってしまいます。自分でもあきれるくらい。ここでもまた自戒です。