信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

稲穂

 私の勤めている建物の入り口脇に11個のバケツに入ったイネが育っています。おそらく本学の生物研究室か生物に関連した授業において,春からみんなで育ててきたイネではないかと勝手に推測しています。今まさに,穂が実って実の質量が増したがために,先が重力によって下の方に垂れ下がっている状態です。ちょうど目の高さにあるために余計目立っていて,その様子はイネが私たちに対して,収穫する時期であることを教えてくれています。立派に育ったことに対して,育てた人たちの努力の成果の素晴らしさを感じるとともに,イネから教えられる教訓に思い及びます。
 このイネの穂を見る度に,実るほど頭を垂れる稲穂かなを思い出します。自らの生き方や有り様をリフレクションする良い機会となっています。