信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

理科と実社会とのつながり

 理科は将来役に立つ教科であると評価されていない教科の一つに挙げられています。実際には,理科で学んださまざまな事柄が私たちの日常生活の中で使われているのですが,その基礎となる部分がどのように実生活につながっているのかが見えにくくなっているが為に,将来への貢献度が分かりにくくなっているものと思われます。それは随分前から言われていることであって,実生活に関連する授業の実践が求められ続けてきているのも事実です。
 今日の授業で学んだことが,将来どのようなことにつながっていくのかを的確に示してあげられるような授業が実践できると良いと思うところです。実社会で使われているものを導入したり,応用として実社会とのつながりを考えることのできる教材を扱ったりすることによって,子どもたちの考え方が醸成されていくことを期待しています。