信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

記録に残す

 我々は,自分ごとになっていない情報に対しては,聞き流すという表現があるように,鼓膜は振動しますが長期記憶の中には保存されません。音として認識はしますが,それをネットワークの下に格納して記憶するまでには至っていないことが多くあります。特に,日頃繰り返して使わない表現については短期記憶としても残ることはまずないでしょう。記憶に残りにくいおそらく残らないであろうあまり使わない情報はせめて記録に残しておきたい。
 私は,おそらく将来にわたっていつか使うかもしれないと思われる情報について,たとえそれがそのときに重要であると自己認識できていない情報であったとしても,極力,時間を割いて記録に残すことにしています。一昔前は紙媒体に残していたのでしょうが,今は電子媒体に残すことができますので,お陰様でかさばることはないから助かります。ちなみに紙媒体はすべて裁断してpdfにして保管しています。
 ”あのとき”どうだったかなあ,と思うことは行動記録のファイルの中に残されています。脳の一部などと言ったらおこがましいですが,貴重な記録庫です。