学校現場の教育実践に触れるとき,「先生に褒められると自信になります」と言われることがあります。「褒められて,やってきたかいがありました」とも。いわゆる,オーサライズされることにより,価値付けが一般化されることに依るものと思われます。
何気なくやっていることや試行錯誤しながらやっていること,あるいは自分にとってはそれが文化となっていてごく自然に当たり前のようにやっていることを,第三者が見てみると○○の観点から◎◎の意義があることであり価値が高いという評価を受ける事があります。また,一つの視点からは評価されなくても,別の視点から見たときに価値あることであると評価を受ける事があります。多様な視点から見てみることの重要性です。
学校現場には宝の原石が山ほど転がっています。一つひとつ価値付けていくことによって,原石が宝物になります。