信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

寝ても覚めても授業を考える

 寝ても覚めても授業のことを考えています。24時間,365日授業をどうしたら良いかを考えます。それが私たちの仕事だと言われればそれまですが,それが私たちの姿として当たり前のことだと思ってきている世代かもしれません。布団に入ってもベッドに横たわっても,あの授業はどうしたらよいだろうかと考えます。考えているうちにいつの間にか眠っているようです。気がつくと,つまり目が覚めるとまた,あの授業はどうしたらよいかと眠りに就く前の続きが始まります。授業を1つしか担当していないということはこれまではあり得ませんでしたから,必ず複数の授業について考えています。学校現場であれば,第1学年の授業をどうしようか,第2学年の授業をどうしようかとか,小学校であれば,自分の担当しているクラスの1時間目の授業をどうしようか,2時間目の授業をどうしようか,といった具合です。常に,より良いものを追い求めて考え続けます。考え続けて最終的に判断を下し,実行に移します。実行後に,自分でリフレクションして,場合によっては録画映像を自ら見ながらリフレクションして改善を図ります。その繰り返しが続きます。同じことの繰り返しと思われがちでしょうが,なかなかそうではない改善の過程が知らないところに存在しているのです。