信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

”信じて,任せる”実践報告

 ”信じて,任せる”実践報告を読む機会がありました。昨日ご紹介したのは小学校の実践ですが,今日のものは中学校の実践です。奇しくも読点が入っているかいないかの違いこそあれ,『学び合い』の考え方です。今日ご紹介する内容を実践された方も,昨日の方同様に『学び合い』の考え方はご存じありません。
 ”子どもたちのもっている力のすごさを感じたことを2つ紹介したい”という書き出しで始まっているほどです。事例は2つ。一つは1日学級で出かける学級の日をつくりたいという試み。一つは部活動の部活動ノートの活用。子どもたちに任せて成果を上げている報告の内容となっています。
 最後には,”子どもたちは,私たちが思っている以上の力をもっている。子どもたちの力を信じ,子どもたちの主体性を伸ばしていきたい”と結ばれています。
 学校現場から,『学び合い』の考え方を知らない方々が,子どもたちを信じて任せる試みを続けてくださっていること,それも同じ冊子に同じタイトルで別々の方が寄稿しているのですから,驚きます。『学び合い』の考え方をご存じない方が,知らず知らずに『学び合い』の考え方で実践されていることを嬉しく思います。当県もまんざら捨てたものではないと独りごちた1日です。