信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

今何をすべきなのか知っていますか?

 授業を受けている子どもたちは自分が今何をすべきなのかをよく知っているのでしょうか?
 その答えを見つけるためには,その授業で学ぶべきこと(何を学んだら良いのか,どのように学んだら良いのか,その学びがこのあとどのように活かされるのか)を自分ごととして捉えているかどうかが決め手になるので,それを見極めなければならないと考えられます。日本の学校教育の場合,特に私が受けてきた時代の教育の場合は難しいことの一つです。当時,すべきことは板書されたことを逐一ノートに書き留めることであったのかもしれません。
 今はどうでしょう?授業で,今,自分が何をすべきなのか分かっている子どもたちはどのくらいいるのでしょうか?30人学級として考えたとき,全員が熟知した上で授業を受けてくれているのでしょうか?あなたの授業ではどうですか?