信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

複数の選択肢から選ぶとき

 2つか3つの選択肢があって,どれも甲乙つけがたいときには迷います。私だけかもしれませんが,その迷いは一晩寝ても1週間経っても変わりません。表を作って良いところと悪いところが書き出し巣作業をすると良いと言われます。その作業を通して,それぞれの選択肢の重み付けをじっくり考えることができるからかもしれません。しかしながら,それをしたところで,迷いが消えることがありません。困ったものです。
 昔から,ピューリタンの馬の外国のことわざがある(2015年3月12日にブログに書きました)くらいですから,迷ったときはどの選択肢を選んでも同じなのだから,早くどれかに決めてそれに邁進すべきであると言われます。それでも,選んだ選択肢が結果を伴わないと迷いが首をもたげます。
 しかしながら,選択肢がいくつあったとしてもその選択肢の中に,とてつもない大きな違いが生じてしまえば,迷いは一瞬にして消え去ります。結果が伴わなかったとしても,後悔しないから不思議です。1つの選択肢を選ぶ行為というのは,なかなか難しいものだと改めて追います。