信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

文脈が変わって苦慮すること

 文脈が変わると,それへの対応に苦慮するのは古今東西変わらないことです。特に,それまで可能であったことが不可能になった場合には,それまで不可能であったことが可能になったことよりも格段と苦慮するのは良くお分かりのことと思います。不便だとか踏襲とか,あるいは既得権益などと言われるくらいですから,誰しも思いは同じようです。昔の時代には戻れないと言われるのも,過去の文脈に変わることへの不安かもしれません。
 しかしながら,気の持ちようです。文脈が変わることによって苦慮したときには,必ず助けてくれる人が現れるはずですし,誰にでも助けてもらうことが当たり前なのです。困ったときには遠慮せず助けを求めましょう。自分が困ったときには助けてもらい,困っている人がいたら助けてあげる,それが当たり前の文化を創りましょう。