人間は勝手なもので,困ったことが生じると自分で何とかしようとしますが自分でどうにもできなくなると,誰かに助けてもらおうと助けを求めます。困ってしまったので,やはりすぐなんとかしたいと思うのが人間の悲しさかもしれません。
そのときに,時間が空いてしまうと困ったままの状態がずっと続くので,別の人に助けを求めることになってしまうようです。それが何度も続くと,手段目標分析に従います。一方,助けてくれた人の教えにしたがって行動を起こすのですが,困った状態から抜け出せるどころかかえって困った状態が悪化してしまったり困った状態がそのままずっと続いてしまったりすることもあります。わらにもすがる思いです。
そのときに助けてもらった経験を持っていると,今度はだれかが困っているときには自分にできることをしてあげようと心に誓います。