信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

かさが閉じた

 スギぼっくりのかさが半分開いたことを発見したのがつい半月ほど前です(https://ob1989.hatenablog.com/archive/2022/12/08)。それ以来,少しずつ傘が開いて上の方まで達しようかという状況になっていたのです。
 ところが,この23日(金)の夜から24日(土)にかけて降り続けた降雪で25cmほど積雪が生じたことに依るものかどうかは定かではありませんが,急激に気温が下がったことは確かです。開いていたスギぼっくりのかさが閉じてしまいました。なぜなのでしょうか,不思議です。それも1つだけではなく,30個ほど見られるスギぼっくりすべてが,です。個体による反応ではなく,種による反応であると判断しても差し支えないような現象が起きていてびっくりです。これも自然の摂理なのかもしれません。勝手な推測を言わせてもらえれば,気温の急激な低下によって,種子を散布しても根付いて成長が期待できないとDNAに組み込まれているのかもしれません。何気ない観察ですが,自然の崇高さの一端を垣間見た気がします。