信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

同じバイアスを持っている

 "これぞ『学び合い』"の学校の校長先生のご配慮で,「子どもたちが課題をつくる授業」に取り組み始めた隣の学校の研究主任と話をすることができました。この研究主任と話をしていると,実に楽しいのです。それは,同じ方向を向いてくださっていて実に前向きで,アイディアがどんどん溢れてきて,同じバイアスを持っていると感じるからです。いわゆる(その方から)打たれると(こちらから)響かせることができる状況を感じることができるからです。一つバトンを渡すと2つ返ってくるとでも言えば良いのでしょうか。
 持参してくださったその学校の「子どもたちが課題をつくる授業」の案をみてびっくりしました。わずか3週間でここまでつくるのか,と思えるような状況であったからです。どうも,それまでも子どもたちと”一緒に考えよう”の要素をふんだんに盛り込みながら授業実践を進めておられたようで,共感していただくまでの時間が短かったようです。見事です。
 3週間であれだけ実践されるのですから,このあとどうなるのか想定外のことが起きそうです。楽しみです。それにしても,"これぞ『学び合い』"の学校の校長先生とこの研究主任と3人で語り合うのは至福の時です。ありがとうございました。お隣同士のこの2つの学校が凄いことになっています。