「やってみていいんだよ。遠慮しなくていいんだよ」
「やってみてどうだった?」
「(うまくいかなかったら)じゃあ,どうやったらいいと思う?先生には決められないなあ。」
「そう思ったら,それって,やってみていいんだよ」
「(うまくいったら)じゃあ,今度は意識してやってみていいんだよ。」
『学び合い』の考え方のときの教師の発話の定番です。
授業では,今日のミッションが示してある,必要なものはすべて教卓に用意してある,言いたいことは全部黒板に書いてあるし全部模造紙で貼ってある,できた人コーナーで学習状況が可視化してある,どこに動いてもOK,誰とやってもOK,何を見てもOK,だれといつ何をしゃべってもOK,です。
教師の発話する言葉は,いいんだよ,と,先生には決められないなあ,です。『学び合い』の考え方導入直後なら,子どもたちの学習状況を随時可視化してあげても,いいんだよ。