先日のオープン・キャンパスでは，卒業生のみなさまから後輩たちのために，先輩からのビデオレターを寄せてもらいました。その先輩たちは，理数科学教育専攻の卒業です。理科と数学が一つとなっている専攻であったのです。改組されたのが平成２４年４月からですから，ちょうど１０年が経ったことになります。時の経つのは早いものですね。改組に伴って，理数科学教育専攻は，理科教育コースと数学教育コースに別れました。
そしてもう一つ，そのときの改組で大きかったのは，小中両免を必須としたカリキュラムに変更したことです。それまでは卒業までに小学校か中学校のいずれかの免許を取得できれば卒業要件を満たしたカリキュラムを，小学校免許と中学校免許の両方を取得することを卒業要件に組み込んだカリキュラムに変更したのです。卒業に必要な単位が，１２４単位から１４３単位になりました。
今は，理数科学教育専攻と言われても，ほとんどの方が分からないでしょうから，当日は補足して説明したところです。理科教育コースとして１０年が経ち，優秀な人材が全国の都道府県でリーダーとして活躍し始めている時です。より一層の活躍を期待しています。
