本理科教育コースでは,ディプロマ・ポリシーで示している高い専門性と豊かな指導力の資質・能力の修得のために,各学年で力がついているかどうかをみる試験を課しています。4年次の教職必修科目の教職実践演習の条件ともなっているものです。
4年生では,この時期に私たち学部の教員と長野県教育委員会指導主事をお招きして,児童生徒役をしてもらって模擬授業をしてみる機会を設けています。学生の皆さんは卒業試験と呼んでいるようです。どの単元を実践するのかは,10月にくじ引きで決めます。その試験を,私たちは臨床的理科指導力認定試験と呼んでいます。
その試験が,この3日・4日にありました。本コースの4年生全員が受けました。4年間の総仕上げだけあって,どこに行っても理科のリーダーとして活躍できると太鼓判を押すことのできるほどの出来具合で,見事の一言です。全員が良い先生になってくれることが何より嬉しいことです。目頭が熱くなりうるうるしたのでビデオをOFFにしました。子どもたちを理科好きにして,将来の科学リテラシーをもった人材を育ててほしいと願ってやみません。