信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

砂の分析から分かったこと

 はやぶさ2がリュウグウから持ち帰った砂の分析から,魅力的なことが分かりつつあるようです。報道によると,海洋開発研究機構が,水を含んだ鉱物の中に脂肪族炭水化物の多い化合物が詰まっている構造が見つかったとのことです。水を含む鉱物ができる際に周囲の有機物を取り込んだと考えられているようです。この鉱物が頑丈で,熱や衝撃から有機物を守る役目をしていたと考えられるとか。脂肪族炭水化物は30度以上で分解されるとも。太陽系の端で形成され,その後,地球に運ばれた可能性があると考えられるようです。私たちの遠い祖先の生命体がどのようにこの地球上に現れたのかを解明する糸口を与えてくれるかもしれません。興味の尽きないニュースにわくわくします。