「先生はなんで知っていることを(授業で)わざわざ私たちに聞くの?」と聞かれたそうです。それが教育研究に取り組むきっかけになったと,一人の院生が言っていたことが印象的です。この点は古来から言及されてきていることですが,みなさんならその子に対してどのように答えますか?
日常生活の中では,知らないから分からないから,教えてほしいと質問するものです。知っていることを相手に尋ねるのは教育界だけでしょう。クイズ番組もそうですか。
知らないこと,分からないことを聞き合える授業作りを心がけたいものです。みなさんはどうですか?