信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

間違ったと分かったときに

 自らの間違いを認めることはなかなか難しいことです。認めたとしてもそれを公に間違っていたと公言することはできないものです。私ならおそらく,間違っていたと分かった時点で口を閉ざし,そのまま黙っていて時の過ぎるのを待つことでしょう。特に,大勢いる公の場で,それも後輩や学生がいる場で間違っていることを周りの人たちに知られてしまったときなどは,そうです。
 間違っていたことを認めて,なぜ間違えたのかを科学的に実証し,さらにそれを公表することは余程の強い意志と信念を持っていなければできないことです。先日,そのような方に巡り会いました。手本となる方であると感服しています。間違うことはあるのですから,そのときに自らもそうありたいと心がけます。