信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

臨床的理科指導力認定試験のガイダンスを終えました

 臨床的理科指導力認定試験のガイダンスを終えました。本コースでは,毎年3月初旬に4年生全員が臨床的理科指導力認定試験を受けます。教職実践演習の活動の一環として位置付いています。当該試験は,一人20分の模擬授業と10分の質疑・応答から構成されます。質疑・応答の時間だけ見ると,卒業研究発表会よりも長いのですから,彼らにとっては大変な試験と言えそうです。彼らは,”卒業試験”と呼んでいます。
 12月にその試験で授業実践する授業の学習指導案の発表会をして,そのときの質疑・応答によって若干の修正を加えた上で本番に臨みます。彼らにとっては,なかなかやりがいのある挑戦です。
 授業実践する単元を公平に決めるために,ガイダンスの時に抽選します。小学校31項目,中学校14項目の中から,抽選によってどの内容項目のところを実践するのかが決まります。その意味では自分で好きなあるいは得意な内容項目を選ぶことはできないシステムとなっています。卒業後は,小学校か中学校の教師になって実践するのですから,得意なところだけ授業できるものではありませんから。
 彼らの実践に期待します。