卒論のデータの分析が進んでいます。本年度の私たちの研究室のB4のみなさんは5人いますが,いずれのみなさんも順調に分析を進めてくれています。自慢のみなさんなので,安心して結果を見せてもらっています。これからいよいよ第3のハードルに立ち向かいます。卒論には4つのハードルがあります(①テーマを決める,②学校現場に調査に行く,③会話を文字にする,④相手を特定する)が,もうすでに2つのハードルを越えてきていますから立派なものです。あと2つ。
一人の生徒のみなさんの1単位時間(50分)の授業中の会話を文字にするのに,3倍つまり150分はかかります。2時間半です。全部で10単位時間あります。対象となる生徒のみなさんは1人だけでありません。1日2人分の授業中の会話を聞くことができたとしても,相当の日数がかかります。先輩たちが代々苦労してきた道をこれから彼らも通ることになります。がんばれ!と応援しています。