私たちの研究室のゼミ生のB3のみなさんの卒論のテーマ検討が昨日から始まりました。5人いますが，5人とも一生懸命にテーマを考えてきてくれたことを嬉しく思います。それもただ，自分のやりたいことではなく，それの何が問題になっているのかを先行研究から探してきて議論しようとしていますし，説得すべく論理的に議論を展開しようと試みてくれました。初回だけに苦労も多いでしょうが，先は明るい気がします。
卒論には4つのハードルがあります。①卒論のテーマを自分で決める，②学校に調査に行ってデータをとってくる，③10単位時間の児童生徒の皆さんの授業中の会話をすべて文字にする，④授業中に会話している相手がだれなのかを特定する，です。
昨日から始まった卒論のテーマ決めは，最初のハードルです。いよいよ次の世代の卒論が始まった実感を持ちます。最初の踏ん張りどきですから，今踏ん張らないでいつ踏ん張るの？です。共に汗したいと思います。
