信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

月と火星と木星と土星

 14夜の日だったのでしょうが,帰宅時の19:00に信号待ちで南東の空を見上げてみると,月が見えていてその右上に火星が見えました。つい先日,月が見えていた左ややななめしたに火星が見えていたのにあっという間に位置が入れ替わっているのに驚かされます。それだけ,月の1日の動きが大きい証であると言えます。もちろん,火星も動いていますから相対的に変化が大きくなっています。
 夜空を見上げてみると,満天の星がそれこそ数え切れないほどあって,それぞれの星の位置は変化していないように見える中で,月や火星の動きが際立ってよく見えます。特に,毎日同じ時刻に観察しているとその動きの実態が分かりやすくなります。よく,毎日同じ時刻に観察しましょうと声をかけますが,人によって都合があってなかなか思うように任せないものです。
 火星の輝きに比べると,南西の空に見える木星のかがやきは少し穏やかです。火星はすぐに見つけることができますが,木星は目をこらして探さないと見つけることができないときがあるくらいです。それにも増して見つけることのできないのが土星です。今は,木星の左隣に光っているはずなのですが,木星を見つけたあとに探してもなかなか確認できません。よく目をこらしてじっと見てみるとようやく見つけることができますが,なかなかやっかいです。
 交差点が立ち止まっている時間も,夜空を見上げて待っていると楽しいものです。