信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

ネットワークの中に埋め込まれている知識

 私たちの知識がネットワーク化された網目の中に埋め込まれていることがよく知られています。経験に基づく文脈の下で,知識が有効に活用されるのはそのためです。知識を断片的に記憶しようとしたとしても,なかなかうまく長期記憶の中に埋め込むことはできません。すでに作られている知識のネットワークのどれかと結びつけてこそ初めてそのネットワークの中で知識が活かされる道が開かれます。したがって,新しい知識が外部からインプットされようとした場合には,自ら有する数々の知のネットワークの中のどのネットワークとつながるのかを考えて判断できるかどうかが,知識の定着に影響を及ぼします。
 自分の持っている知のネットワークをいかにして広げていくことができるか,新しい知識をどのネットワークと連動させることができるのかが決め手となります。経験も,知のネットワークづくりの大切な一つです。知識はネットワークの中に埋め込まれていると言えます。私たちが分からないときと言うのは,この知のネットワークとつながらないときです。