啓蟄

　本日は啓蟄です。二十四節気の一つで春の季語ともなっています。冬至から２ヶ月強が経って地球が暖まり地面が温かくなって冬眠をしていた虫が穴から出てくるころとして知られています。長野もようやく暖かい日が続くようになり，市内の雪も解けて消え去り地面が現れてきています。春を感じるころとなりました。これからも若干の降雪はあるでしょうが，一頃のような寒さや悩ましい積雪はやってこないと確信が持てる時期です。啓蟄を過ぎるといよいよ春がやってきたと実感できるようになるので，嬉しいときです。雪国で育った人間にとっては，１年の中で日が長くなり温かくなってくるこの時期がいちばん好ましく感じられます。