信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

冬のバードウオッチング

 冬にバードウオッチングをする機会はなかなかありません。ただ,機会に恵まれると,広葉樹の場合,樹木の葉がすっかりなくなっているので,観察には絶好と言えます。研究室の窓から見える樹木の枝群には,各種鳥類が留まって過ごしています。鳥にとっては私が窓のこちら側の近くにいることなど全く分からないのでしょうから,普段通りの姿を見せてくれています。くちばしにくわえてきた餌なのでしょう,枝に留まって飲み込みます。また,別の鳥は枝に留まって,留まっている樹木の枝をつつきます。樹皮をついばんでいるのか樹皮下の何かを探しているのか定かではありませんが,食事の最中のように見えます。少し体に丸みを帯びさせて熱の放射を防いでいるのか,体内に必要な栄養分の補給を怠らない日常が見えています。研究室の窓からの冬のバードウオッチングはさえずりとともに生態観察には最適です。