睡眠中に夢を見ることがあります。夢の内容は睡眠中の脳の活動によって変わってくると言われています。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があることが知られていて，前者は眠りが浅く，後者は深い眠りと言われます。両方の睡眠で夢は見るようですが，レム睡眠の時は物語性があるようです。一方で，ノンレム睡眠はあまり物語性がなく，寝る前に考えていたことや最近の記憶が再生されると言われます。
夜中によく目が覚める私は，レム睡眠が多いのかもしれません。そのせいか，この前に見た夢の内容が，その前に見た夢の続きであったことを目が覚めても思い出すことができます。不思議なことですが，連続しているわけではないのにあのときのことだったなあと，いわゆる後日談のような展開の内容であったことが記憶に残っています。夢の内容が記憶に残ることも珍しいですが，目が覚めても覚えているからなおのこと不思議です。
夢の内容は，起きると忘れてしまっていることが多いのに加えて，一度見た夢の内容の続きをみたいと思ったとしても叶うことはまずあり得ないのにもかかわらず，前の夢の内容とあとの夢の内容がつながっていることに驚いています。初めての貴重な経験です。
