昨日，１日に何人と会話するのかという話題でしたが，みなさまなら，会話の一番最初はどのような声かけをされるでしょうか？
私の場合，同僚との会話のうち，まず１０回に９回くらいは天気や陽気・その日の気温の出だしです。寒くなりましたねえ，温かくなりましたねえ，が定番となっています。特に目標が設定されていない文脈では，相手との人間関係を慮った文脈づくりをすることに依ります。
あいさつが大切にされますが，あいさつというのは相手との文脈づくりの一番最初のステップとして有効に機能しているように思います。先日も，近くの高校に通う高校生とおぼしき生徒のみなさんとすれ違ったときに，大きな声でこんにちはと声をかけられたことがありますが，気をつけてがんばってねと思わず返しました。
授業の時のように，その日の授業のミッションが授業者から提示されて，その達成に向けて全員が邁進するような場合には，文脈づくりが複雑にならないので，直接的にミッションに入っていくことができるのでしょう。その意味では，授業の時には子どもたちに対して明確なゴールを示してあげることがとても大切になると言えます。
