信濃の国からこんにちは

三崎隆です。私たちは『学び合い』(二重括弧の学び合い)の考え方を大切にしています。

ヒトの体の精巧さ

 先日の朝刊に載っていた記事に目がとまりました。ヒトの体のしくみの巧みさです。ご多分に漏れず,私も昨年4月から毎朝,検温しています。一日も欠かすことなく。発熱していないかだけでなく,喉の痛みはないか,匂いは感じるか,等々,自分の体の異変に関心が高くなった2年間です。
 我々,ヒトの体は意図的に動かすことのできる筋肉と意図せずに動いてくれる筋肉があり,行動を起こす,いやそれ以前に考え判断した上でのことですが,には筋肉を意図的に動かします。しかしながら,動かす運動は無意識です。実に精巧な仕組みです。その記事には目のしくみについても書かれていました。本を読むときに,本を左右に揺らしたら読みづらいのですが,頭を左右に揺らしても読むことができる,と。三半規管の機能が正常に起動しているからです。
 足は10kg,腕は4~5kgあるとのこと,実際に測ることはできませんが,10kgもの重量の物体をその重量を感じることなく自由自在に動かすことができるのですから凄いことです。
 私は,中学校のときの必修体育の授業でトランポリンをしましたが,トランポリンは少しながら無重力を感じることができますが,降りたとたんに地球の重力をいやというほど感じさせられます。それだけ,ヒトの体の重量というのは重いのです。それを日々,全然感じることなく動かすことができるのですから,ヒトの体の仕組みには感動します。
 一日の終わりには,自分の体を褒めてあげたいです。